埼玉県　白岡市　屋根・外壁塗装工事｜ガイソー蓮田店

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埼玉県　白岡市　屋根・外壁塗装工事

2020.08.27

みなさんこんにちは！
埼玉県蓮田市・伊奈町　外壁塗装・屋根工事専門店ガイソー蓮田店です。

白岡市の屋根・外壁塗装工事が完了し
本日、完工写真を撮ってきました。
仕上りも良く、青空に映えていました。

ところでニュースで聞きましたが、
新型コロナウイルスの感染予防で手指を
アルコール消毒した直後に花火で遊ぶ時は
簡単に衣服に引火するケースがあるので
注意が必要との事です。
中村は何年花火をしていないのかなと考えましたが
途中で考える事を辞めました。

前回と云っても４月頃このブログで、
塗装できない屋根材「パミール」について
少しお話しさせていただきましたが、
他にも塗装できない屋根材がありますので、
本日紹介させていただきます。

ここで云う「塗装できない」とは、
『塗装しても強度が保てない・塗装しても劣化を止められない』
つまり『塗装する意味が無い』と云う事ですので、
予めご承知おきください。

まず前回お話しした「パミール」ですが、
外壁材の大手メーカー・ニチハの製品で、
屋根材自体がミルフィーユのように
層状にパリパリと剥がれてくる（層状剥離）
という症状が特徴で塗装をしても剥がれてしまいます。

次に「レサス」ですが、旧松下電工の製品で
強度が低く、細かなひび割れや、
扇型に大きく割れる欠損が多く発生します。
塗装しても強度を戻す事はできず
逆に、作業中に踏んだ箇所が割れる危険性もあり、
メンテナンス的には意味がありません。

同じく旧松下電工の「シルバス」です。
レサスの上位商品として発売されましたが、
レサスと同様に、ひび割れ・欠損が発生しています。
スリットの入ったお洒落なデザインの為
より割れやすく塗装をお勧めする事はできません。

次に「コロニアルNEO」と云う旧クボタの製品ですが、
細かなひび割れや先端の劣化、
そして崩れも起きやすい状態になります。
他の屋根材に比べると不具合の報告は少なく
築年数が浅ければ塗装で持たせられる可能性はあります。

同じく旧クボタの「アーバニーグラッサ」は、
鱗のように入り組んだデザインの為強度が低く、
細かなひび割れや欠損が多く破片の落下もあります。
部分差し替えなどがしにくい為、
塗装もお勧めできません。

「ザルフグラッサ」も旧クボタの製品ですが、
ひび割れが多く起こるほか欠落する事もあり、
また劣化が進むとパミールのような層状剥離も
発生することもありますので、
やはり塗装をお勧めする事はできません。

最後に積水屋根システムの「セキスイかわらU」は、
ひび割れの他に表面塗膜の剥がれが発生します。
特に塗装前の高圧洗浄のときに表面がさらに剥がれ、
素地がむき出しになってしまうので
塗装しても強度が保てなくなります。

これらの製品は2000年前後に製造された、
「ノンアスベスト切り替え時期の製品」が殆どです。
アスベスト（石綿）は強度が高い優秀な建材でしたが
健康への影響から規制されるようになり、
ノンアスベストにした製品を製造しましたが、
アスベストを抜いた分だけ強度が低くなり、
切り替え当初の製品に顕著に出てしまいました。

屋根塗装ができない場合の選択肢は二つあります。
一つは「カバー工法（＝重ね葺き）」
もう一つが「葺き替え（＝交換）」です。
それぞれの特徴や工事内容、そして費用を考慮して、
ご自宅に適した方法を選ばれると良いと思います。

これから台風シーズンですが、
私たちガイソー蓮田店では
例えば「雨樋が外れた」などの修復の
お手伝いもさせて頂いておりますので、
お気軽にご相談下さい。

お家の事で少しでも気になる事があれば
是非、ご連絡下さい。
「慎重・丁寧」に調べて診断し、
その対応策を提示させて頂きます。

※文中の画像の一部はネットのフリー画像を使用。

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